鳥の巣(外観)

鳥の巣のように見える国家体育場は、北京オリンピック公園内にあります。2008年北京オリンピックのメインスタジアムとして設計されました。陸上競技、サッカー、槍投げ、ハンマー投げ、円盤投げなどのオリンピック種目がここで開催されました。オリンピック終了後の2008年10月から観光名所として開放され、現在では国際的または国内のスポーツ競技や娯楽活動に使用されています。2022年には、もう一つの重要なスポーツイベントである冬季オリンピックの開閉会式もここで開催されました。

この壮大なスタジアムは、スイスの建築家ジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロン、中国の建築家李興鋼らによって共同で設計・完成されました。設計者たちはスタジアムの外観に余計な処理を一切加えず、鋼構造を完全に露出させ、それが最も自然な外観となるようにしました。スタジアムの形状と形態は、人類を抱擁し育む大きな巣のように見え、また未来への人類の希望を担う揺りかごにも似ています。

国家体育場の建設は2003年12月24日に始まりました。2004年7月、設計変更のため一時中断されましたが、同年12月27日に建設が再開され、2008年3月に完成しました。プロジェクト全体の総費用は約3,300万ドルです。

スタジアムは25.8ヘクタールの面積を持ち、約10万人の観客を収容できます。その外観は大きな鋼鉄のフレームで形成されており、頂上部は鞍形で、長軸が1,090フィート(332.3メートル)、短軸が972フィート(296.4メートル)です。高さについては、地上からの最高点が225フィート(68.5メートル)、最低点が140フィート(42.8メートル)です。屋根は半透明のエアバブルフィルムで覆われており、この素材は防水性があり、十分な日光をスタジアム内に通すことができます。そのおかげで、内部の芝生はよく育ちます。

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